こんにちは。三島友紀FP事務所の三島です。
改めましてあけましておめでとうございます。令和2年になりました。新年はやはり気持ちが引き締まりますね。今年はこのブログももう少し更新していきたいと思っております。よろしくお願い致します。

さて今回は【離婚する時に考えておかなければならない問題】について検討してみたいと思います。

今年こそは離婚をする!と新年に決意をしている方もいらっしゃると聞きます。そんな時にすぐ離婚話を切り出すのはあまり得策とはいえません。まずは離婚にあたって問題となる点は何か。その点について自分はどう思っているのか。あらかじめ考えておく事で離婚を切り出した後の流れがスムーズになります。キーワードは【お金】【子供】【氏】【住まい】【仕事】です。

お金

離婚とお金の問題は切っても切り離せない問題です。離婚におけるトラブルの多くはこのお金がらみです。
お金の問題は細かく分けると財産分与。慰謝料。養育費の3種類に分けられます。

財産分与

夫婦2人で築いた財産を夫と妻それぞれに分割することです。
よく話で出るのは家の所有権が夫だから家は夫のもの。だったり、妻が専業主婦で夫の給料で家の財産はすべて購入しているから家の財産は夫のもの。という話があります。ただこれは間違いです。
婚姻中に手に入れた財産はたとえ夫の給料で購入したものであっても、妻の協力もあったと考えられるので基本的には夫婦の共有財産とみなされます。
きちんと家のある財産を把握したうえで夫婦どちらも納得できるように分割することが大切です。

慰謝料

離婚の原因に夫婦どちらかの不貞行為など婚姻障害事由があった場合、婚姻障害事由をうけた側が精神的損害の賠償として請求できる権利です。どちらかといえば妻が夫に請求するイメージが強いですが、離婚の原因が妻にあった場合夫から妻に請求することも当然できます。

養育費

子供の養育に必要なお金です。この養育費は【子供の権利】です。ですから親権がどちらにあろうが関係なく、それぞれの資力に応じて支払う義務があります。子供の養育にかかるお金を計算し、計算した金額を資力に応じて分割して相手に請求できます。子供を実際に養育する側はあくまで子供の法定代理人として請求しているにすぎません。ですから公正をきすのであれば養育費の使用明細書などを開示するのもいい方法であると思います。

子供

子供がいる場合の離婚においてはまず子供の幸せ子供に与える影響を最小限にすることを考えていただきたいと思います。その上で決めなければいけないことは3点です。【親権】【監護権】【面会交流権】です。

親権

親権は離婚届を出す際に記入をしなければならず、記入してない届は受け付けてもらえません。
子供の身の回りの世話やしつけ、教育をしたり。子供の財産を管理する権利を持ち、法律上の代理人として行動することができる地位です。
一般に親権を持つものが子供と一緒に生活をしますが、一緒に生活ができない特別な事情があるときは監護権を設定します。

なお、夫婦のうち親権を持たなかった方も養育義務がなくなるわけではありませんのでその点は注意です。

 

監護権

監護権は実際に子供を引き取って面倒を見る者です。一般的には親権を持つ者が監護権も持ちますが、病気や障害を持っていたり、家庭に何らかの問題があり監護に問題ある場合などは祖父母や叔父叔母などが監護するケースもあります。

面会交流権

親権や監護権を持たなかった者が子供と会い、交流することのできる権利です。親権を持つ親がこの面会交流権を拒否することは基本的にはできないと考えられています。親である以上子供と会う事は当然の権利だと考えられているからです。ただし、離婚においてすべての基準は子供の利益が最大に考慮されるようになっていますのでDVなどで子供に悪影響がある場合は面会交流権が制限される事もあります。
特に理由のない限り面会交流権は積極的に認めて、別れた配偶者に数多く子供とのつながりを持たせるべきだと私は思います。
なぜならそれは養育費をきちんともらうためには子供との愛情が必要だと考えるからです。

離婚をするとこれまで夫の姓を名乗っていた妻は(日本での婚姻の場合、妻が夫の氏を名乗るケースが大多数なのでここではこのように書かせていただきます)旧姓に戻ります。夫の姓をそのまま名乗りたい場合は3か月以内に届出を出さないといけません。また子供がいる場合は特に手続きをとらなければ子供は元々の名字のままになってしまいますので、妻が旧姓に戻って、子供にも旧姓を名乗らせたい場合などは手続きが必要です。このあたりはまた別の機会にご説明したいと思います。

住まい

離婚をすれば当然夫婦別々に暮らすことになります。今まで持家に住んでいたのであればその持家の財産分与をどのようにするのかと合わせて、どちらかが住み続けるのであればどちらが住むか決めないといけません。賃貸であったとしてもそのままどちらかが住み続けるのか、引っ越すのであればどの土地でどのような家に住むのか。生活の基盤になる事ですのでしっかりと決めないといけません。

また両親が近くに住んでいたりする場合は実家に一度帰るというのもいい手段だと思います。

仕事

今正社員や自営業などで継続的に仕事をしている人は特に大きな問題にはなりませんが、結婚後退職して専業主婦をしている場合や、少々のパートくらいの勤務しかしていないという場合は、離婚後の仕事をどうしようかという問題はかなり大きな問題となってくるでしょう。

特に子供がいる場合は保育園を探したり、時短勤務や子供が体調を崩した時の対応の方法。など考えないといけないことがとても多くなってしまいます。マザーズハローワークなども活用しながら離婚後の生活を支える為の仕事を探さないといけません。

まとめ

離婚は結婚をする時よりも多くのエネルギーを消耗します。決める事が多く、決めたとしてもこれでいいのか。と不安になる事も多いでしょう。ただ離婚をしようと思ったという事は今現状の不安。不満が離婚以外では解決できない。離婚することで幸せになれる。そう思ったから離婚を考えているはずです。ぜひ乗り越えて幸せな未来を掴んでほしいと思います。