こんにちは。三島友紀FP事務所の三島です。前回の更新から約2か月が経過してしまっておりました。
行政書士合格後、実務の為の書籍の読み込み。伊藤塾の合格祝賀会をはじめ様々な方との交流、お仕事などでかなりバタバタしておりましたが、一番の理由はコロナウイルスに対しての各種環境の変化です。

この2か月で世界は大きく様変わりしてしまいましたね

4月20日現在。感染者は世界で226万人越え。死者も15万人を超えました。
日本国内においてもついに感染者が1万人を超え、死者も増え続けています。あの志村けんさんもお亡くなりになってしまいました。
緊急事態宣言も4月7日に東京、大阪など7都府県に発令されたのち、47都道府県すべてに拡大となりました。飲食店や娯楽施設。商業施設を中心に休業要請がでて売上が激減。また、オフィス勤務の方などでも保育所、学校が休校措置となったために子供の面倒を見る為、お仕事に支障が出ている方が多くいらっしゃいます。

今は日本が、世界がひとつになってコロナウイルスに立ち向かっていかなれればならない時。
二転三転したものの国民への保障として収入に関わらず国民1人につき10万円の給付もほぼ決まりました。それ以外にも事業を営んでいる方への給付金や休業要請協力金。融資の斡旋など、多くの生活支援策が発表されています。

FPの立場からすれば、この非常時ですから使える制度はなんでも使ってこの緊急事態を生き延びることを優先してほしいと思います。
世間は自粛が続いておりフラストレーションがたまっています。コロナが収束し自粛があければ一定数の人々は、旅行や、娯楽にお金を落とすはずです。(私も温泉やプロ野球観戦に早く行きたいです)今さえ生き延びればきっと需要は戻ってくる。そうすれば多少借入れが増えたとしても返済に回すこともできます。

給付金や借入を最大限使って入ってくるお金を確保する。それと同時により一層の倹約に励み。出ていくお金を減らす。
この機会に普段時間がなくてなかなかできなかったスマートフォンの格安SIMへの切り替えや、電力会社の変更などもしてみてもいいと思います。
なんとかこの難局を乗り切っていきましょう!

コロナ離婚

さて、最近トレンドワードとしてコロナ離婚という言葉がSNSをにぎわせています。

どうやら、外出自粛。テレワークなどで普段仕事で家にいないはずの夫が常に家にいることで、妻との衝突が起こりそれがきっかけで喧嘩。そして離婚に考えが至るというような模様です。この点について少し分析してみましょう。

理由① パーソナルスペースの侵害

人間には他人が入ってくると不快感を感じる空間距離というものが存在するそうです。それをパーソナルスペースと呼びます。

類型 概要 近接相 遠方相
密接距離[1] ごく親しい人に許される空間。 0 – 15 cm
抱きしめられる距離。
15 – 45 cm
頭や腰、脚が簡単に触れ合うことはないが、手で相手に触れるくらいの距離。
個体距離[2] 相手の表情が読み取れる空間。 45 – 75 cm
相手を捕まえられる距離。
75 – 120 cm
両方が手を伸ばせば指先が触れあうことができる距離。
社会距離[3] 相手に手は届きづらいが、容易に会話ができる空間。 1.2 – 2 m
知らない人同士が会話をしたり、商談をする場合に用いられる距離。
2 – 3.5 m
公式な商談で用いられる距離。
公共距離[4] 複数の相手が見渡せる空間。 3.5 – 7 m
2者の関係が個人的なものではなく、講演者と聴衆と言うような場合の距離。
7 m 以上
一般人が社会的な要職にある人物と面会するような場合におかれる距離。

※ウィキペディアより

相手との関係性が親密であればあるほどパーソナルスペースは小さくなります。仲の良いカップルであれば常にくっついていても嫌悪感などないと思いますが、赤の他人が電車がガラガラなのに自分の隣に座ってきたときに嫌な気持ちになるのはこのためです。
この表を見てみると社会距離は約2m。ちょうどコロナウイルスの感染予防に効果的とされるソーシャルディスタンスの距離と同じですが、さほど知らない相手を2m以内に近づけると、不安な気持ちを覚えたり、不快感を感じたりするそうです。

常に配偶者が家にいる事によって、このパーソナルスペースを侵害される事が多くなり、元々不仲な夫婦だけでなく、仲の良かった夫婦でも居心地が悪くなるなど気持ちに変化がでてきます。

理由② 不安感からくるストレスの増加

コロナウイルスの問題はさまざまな不安を私たちに与えています。
感染による命の危機への恐怖。事態がいつ終息するかわからない不安。仕事がなくなる事に対しての収入減の不安。
あきらかに平常時とは違う環境であり、鬱状態になる人も多くいらっしゃいます。

自治体などでも心の相談窓口への問い合わせが多くなっているそうです。

これらのストレスの増加から、配偶者に対して高圧的な態度をとってしまったり、暴言を吐いたり、最悪暴力などのDVに及んでしまうケースも少なくはありません。

理由③ 価値観の違いが顕在化

平常時でも価値観の違いというのは離婚原因のひとつになりうるものですが、この緊急事態においては特にそれが顕著にあらわれます。

SNSなどを見ていても「主人が外出自粛中にも関わらず飲み会に行った」ですとか、「自宅にいる事が多く時間があるはずなのに、子供の面倒をまったく見てくれない」などの女性の意見をよく目にします。
また私は見たことはないのですが、「あまりにウイルス対策に潔癖で息がつまる」というような意見もあるそうです。

緊急事態に対する価値観の違いから相手に対するイライラやストレスが少しずつ溜まっていき、ある時離婚への引き金となって爆発する。そんなこともあります。

理由④ 元々の不仲

あくまでコロナ離婚というワードではありますが、これまでの3つの理由はきっかけにすぎないと私は思います。元々の夫婦関係が良好であれば、コロナの影響によって多少相手の嫌なところが見えたとしても、受け入れたり我慢ができたりするものです。また、話し合って夫婦で問題を解決することだってたやすくできます。

ただ、元々相手を尊重していない夫婦や、価値観の違いで喧嘩が絶えない夫婦。コミュニケーションが上手に取れていない夫婦にとっては、コロナの影響が直接的な引き金になることが十分あり得ます。

常日頃から相手を敬い、尊重することが大切ですね。

コロナ離婚の対策は?

対策としては

①男性が積極的に家事育児に参加をする
②夫婦の会話を多くする
③ストレスをためないように遊びやゲームを取り入れる

といった事があげられます。

男性の積極的な育児参加に関しては常日頃から男性の育児参加が少ないことが女性のストレスの上位になっているからです。そのうえ自粛で家にいる事が増えたにも関わらず家事育児の時間が変わらないのでは女性側からしたら我慢の限界が来ても当然です。
気分転換をかねて食事を作ってみる。子供たちと一日遊んでみる。夫婦一緒に洗濯物を畳んだり掃除をしてみる。なんでもいいと思うので積極的に参加することです。

②の夫婦の会話を増やすに関しては、コミュニケーションを取るという意味と危機感の共有という面があります。コミュニケーションはわかりやすいと思いますが、危機感の共有とはどういうものでしょうか?

ものごとに対しての危機感はひとそれぞれです。老後の不安や地震の不安が人それぞれ違うようにコロナに対しての不安も人それぞれ違います。話し合ってその不安をなるべく近づけることで、手洗いや除菌、外出自粛などの予防行為に対するストレスが少なくなります。

③はストレスをためない為にもっとも大事なことかもしれません。不安があるのはわかりますがイライラばかりしていては喧嘩の元です。幸い国からの給付金も決まりそうです。仮に貯蓄がほとんどなかったとしても給付金を30~40万もらうことができれば1か月は生活できます。であればあれこれ悩むよりもせっかくできた時間を楽しく過ごすようにした方が精神衛生上得策です。

普段なかなか見れなかった映画を2人で見るもよし。ゲームをするもよし(私が中学生の時に大流行したFF7のリメイクが発売になったのでそれをやってもいいですね笑)短時間であれば散歩などして気分転換するもよし。です。

離婚は将来までしっかり考えた上で、離婚をすることが自分自身が幸せになれる一番いい方法だと思った時にするものだと思います。コロナによる一時的なストレスで突発的な離婚に陥る事がないように対策を取っていきたいですね。