こんにちは。小平市の相続離婚アドバイザーの三島友紀です。

離婚をする時に必ず考えなければいけない問題はお金の問題です。

こんな事を思ったことはありませんか?
「離婚したいけど1人で暮らしていけないから無理だ」
「養育費ってきっと払ってもらえない…」
「専業主婦だし離婚したら生活できない」

このようにお金の問題で離婚を決断できない人は多くいらっしゃいます。
本日は離婚したいけどお金がなくてどうしたらいいかわからない!という方に
離婚に向けての準備の方法をお伝えしたいと思います。

「離婚したい!」でもお金がない場合まずすべきこと

離婚したい!と思ったからといってすぐに配偶者にその気持ちをぶつけたり、離婚届を出しに行くのは早計です。まずは事前準備を行い離婚ができた場合にきちんと生活ができる土台を作りましょう。

具体的には以下の様な点を検討する必要があります。

1、仕事を探す
2、住まいを探す
3、(子供がいれば)学校・保育園を探す
4、もらえるお金をリストアップする
5、ライフプランをたてる

以下ひとつずつ見ていきましょう。

1、仕事を探す

離婚後の生活において最優先で確保しなければいけない事は安定した収入の確保です。
今まで専業主婦だった方も生活のためには働かなければなりません。子どもが小さいなどどうしても難しい事情がなければなるべく正社員で職を探しましょう。

職を探すのにはたとえばマザーズハローワークという場所があります。

マザーズハローワーク東京

マザーズハローワークは全国に21ヵ所。ハローワークにマザーズコーナーが設置されている場所は全国に183ヵ所あります(令和2年11月13日現在)
マザーズハローワークとマザーズコーナーは、子育てをしながら就職を希望している方に対して、キッズコーナーの設置など子ども連れで来所しやすい環境を整備しているハローワークで、通常のハローワークよりも仕事と子育ての両立がしやすい求人を中心に扱っています。

こういった場所を利用して、仕事についての問題を解決していきましょう。

また当ウェブサイトでもシングルマザーの仕事についておススメできる職種をまとめた記事がございます。そちらもご参考にしてみてください。

シングルマザーにおすすめの仕事10選

シングルマザーが仕事を探す時の心得

2、住まいを探す

離婚すると当然配偶者とは別居します。今の家にそのまま住み続けられればいいのですが、そうでないケースの方が多いと思います。

新しく住まいを探す際には色々ご事情はあると思いますが

とにかく家賃の安い住居を選んでください。

家計を考えるうえで一番節約しずらく、しかし効果が大きいのは固定費です。特に家賃です。

5,000円安い住居に住むだけで年間6万円出費が減ります。10,000円なら12万です。
これは大きいです。

不動産屋さんを回る手もありますが、もし空きがあれば公営住宅(都営住宅や区営住宅)を利用すると家賃を抑える事ができます。

東京都住宅供給公社 都営住宅情報

また自治体によりますが、一定の所得以下の場合母子生活支援施設という施設に入居したり、都営住宅や区営住宅の家賃補助を行ってくれる自治体もあります。離婚後に困る前に離婚する前にどんな制度があるか調べてみるのもいいと思います。各自治体の子ども家庭課や子育て支援課にお尋ねください。

3、保育園・学校を探す

1,2と並行して保育園や学校に関しても情報収集をしましょう。

地域の保育園の空き情報や何時まで預かってくれるのか、どんな保育をしているのか。

学校についても子供が通学に大変でないか等確認をしておきましょう。

学童や放課後クラブなど学校が終わった後に子どもが安心して過ごせる場所があるかどうかのチェックも忘れないようにしておいてください。

特に子どもが小さいうちは保育園に入れないと働くことはできません。そして東京のような待機児童が多い地域に住んでいる場合、引っ越して別の保育園に通うというのが事実上不可能な地域もあります。

そのような場合は保育園に通える範囲で住む場所を探すか、都心から離れて待機児童がいない地域で新たに職と住居と保育園を探すか。選択する事になります。

なお、保育園に関しては求職中でも預ける事はできるので仕事を決める前にまず保育園を先に決める方が場合によってはいいかもしれません。このような保育と仕事の相談も前述したマザーズハローワーク、また自治体の子育て支援課などでものることができます。

4、もらえるお金をリストアップしよう

離婚の時に、または離婚した後にもらえるお金というのがあります。
今後の生活の支えとなるお金になりますのできちんとリストアップして「もらえるものはもらう」の精神でもらい忘れがないようにしましょう。

①離婚時に配偶者との協議でもらえるお金

・財産分与

・慰謝料

・養育費

②離婚後に自治体等からもらえる給付金等

・児童手当

・児童育成手当

・児童扶養手当

・ひとり親家庭等医療費助成制度

5、ライフプランをたてる

離婚における問題点はまとめてしまうときちんと生活をしていけるかどうか。というところに集約されると思います。

家賃、生活費は払っていけるか
子供の学費は用意できるのか
老後の貯蓄はできるのか

また我慢ばかりの生活では息がつまりますから
たまの旅行など息抜きをする余裕は作れるのか。

離婚をして幸せになるはずだったのに、経済苦でこんなはずじゃなかった。という事になってしまえばはたして離婚は正解だったのか迷う時もあると思います。

そこで私は離婚の前に(離婚前というのがポイントです!)
ライフプラン(生活設計)をたてて、このように生活していけば離婚しても大丈夫!
と自信を持っていえるようにしておくのが大事だと思います。

特に専業収入やパート収入の人はかなり緻密に計算しておかないと後々大変になります

奥の手として「実家に帰る」や「生活保護を受ける」という手段もありますが、親が遠方に住んでいたり、高齢でむしろ同居すると負担になるケースもあるでしょうし、生活保護も受給条件が厳しく容易にもらえるものではありません。法改正などで急にもらえなくなる場合もありますので、できれば自力で生活できる算段をつけていきたいものです。

ライフプランは自分が稼ぐ収入。子供がいる場合はその養育費。児童扶養手当などの公的援助も含めたお金の中から家賃や生活費を捻出し、貯蓄をしていくことができるか。できない場合はどんな工夫をすればよいのか、具体的に見つけることができるツールです。

無料のエクセルで作成するようなものから、有料でプロに依頼してかなり緻密にやってくれるところまであります。離婚前であれば夫婦の支払い。という形で有料のものを選んでもいいと思います。
もし離婚後であれば余計な出費は避けたいでしょうから無料のライフプランでご自分で作成するのがまずはおすすめと言えます。

ライフプランについてはこちらの記事でも解説しています。

ライフプランを作ろう①

 

ライフプランを作ろう

まとめ

「離婚したい!けどお金がない!」

という問題は言ってしまえば「きちんと生活していけるかどうか」という問題です。

その為には生活の基盤である「仕事。「住まい。そしてそれを決める為に大事な「保育園・学校」をきちんと情報収集する事が大事です。

そしてもらえるお金は確実にもらい、行政の「給付金」もきちんと申請する事。
そして将来に向かって安心を得るために「ライフプラン」を作成する。

お金の不安によって離婚できない。という方はまず情報収集から初めてみたらいかがでしょう。

仕事や住まい。お金に目途がついてくると安心に繋がり、離婚しても生活ができる。と自信が持てるかもしれません。それに離婚の際には財産分与で夫婦が気づいた財産の半分は持っていくことができるので離婚までに計画的に貯金していた方であればそれを新生活の資金として使う事もできます。

まずは離婚届の前に情報収集。迷ったら専門家や各自治体に窓口へ相談してください。