こんにちは。三島友紀FP事務所の三島です。前回の記事でシングルマザーの仕事選びについてその方法や大事にしたい気持ちなどをお話しさせていただきました。今回は私三島の経験と私の周りの方に聞いた情報によるシングルマザーの方のおすすめ職業を10個あげさせていただきたいと思います。
☆の数でお勧め度を表示していますので、ご参考にしてください。
なお重要視したのは就職先が豊富かどうかという点です。

それでは行ってみましょう

1、看護師 ☆☆☆☆☆

高齢化が進む現代社会。病院に通う人も右肩あがりの現在。基本的に医療業務に従事する人は人手不足です。

そんな社会情勢の中ですから看護師も慢性的な人手不足。資格をとるのはたしかに大変ですが、一度取ってしまえば就職率はほぼ100%です。年齢に関係なく50代、60代でも働こうと思えば働くことができ、給料も高い。仕事は夜勤などもありハードですが、挑戦する価値は十分にあります。

資格取得には一般的に看護師学校に3年ほど通い、その後看護師国会試験に合格する必要がありますが、前回の記事にもあった「高等技能訓練促進費」を利用しつつ、学校が終わった後に短期のアルバイトなども併用したり、実家からの援助をもらえばなんとか就学中も生活は可能です。大変ではありますが、社会的役割も大きく、安定した仕事なのは魅力的です。

2.介護士 ☆☆☆☆☆

こちらも看護師と同様、高齢化により確実に右肩上がりで需要が伸びている職種です。看護師と違うのは就職するのが比較的容易だという事です。(ちなみに介護士という資格はありません。介護に関する仕事につく人を総称してお伝えしています)
介護の職に就く場合まず最初に「介護職員初任者研修」という講座を受講し合格して仕事を始めることになります。その後経験を積んで介護福祉士(国家資格)であったりケアマネージャーであったりキャリアアップをして収入をあげていく流れが一般的かと思います。

無資格だと正社員の募集は少ないですが、キャリアアップをすることで正社員登用が叶ったり、年収をアップさせることができます。ケアマネージャーだと平均年収が400万~500万くらいとの事です。

私の母が取れたので、勉強する気持ちと時間があれば資格取得はできると思います。

3、医療事務 ☆☆☆☆☆

同じく医療系の仕事。病院がある以上仕事がなくなることはなく、常に仕事の募集はあるような状況です。無資格でも就職は可能ですができれば資格は取った方が就職にも有利ですし、お給料にも差が出てきます。

最初にとる資格は「医師事務作業補助者」という資格、年に3回試験が行われており、合格率も60%ほどなのできちんと勉強すれば受かる試験といえます。資格があれば正社員としの就職も期待でき、就業1年目でも年収で3~400万円ほどは期待できます。

シングルマザーにとって大事な突発的な休みなども比較的柔軟に対応してもらえますし、事務職なので肉体的には楽です。そういう意味では体力に自信のない方でも大丈夫だと思います。

4、保育士 ☆☆☆

ママとしてのスキルがそのまま活かせる仕事です。資格なしの保育助手と資格をとった保育士と2種類の肩書の人が存在しますが、ここでは後者の資格をとった保育士に限定してお話いたします。

保育士試験は年に2回あり、筆記試験と実技試験が行われます。よく保育士はピアノがひけないとダメ。という噂がありますが、これはこの実技試験の事を指しているのだと思います。ただ、実技試験は①音楽表現に関する技術②造形表現に関する技術③言語表現に関する技術と3つの試験から選択して行うので必ずしもピアノが弾けないと受からないかというわけではありません。

保育士の平均給与は約315万円と上記の1~3までの業務に比べると低いですが、現在は保育士不足が社会問題化していますので、少しでも待遇をよくしようと、住宅補助を手厚くしたり、職場の近くにアパートを借り上げてそこに住んでもらう。などと福利厚生をしっかりするようになりました。それらを使えば額面収入は少なくともきちんとした生活を送ることはできるのではないでしょうか。

5、運送業ドライバー ☆☆☆☆☆

起業や個人宅に荷物を配送する業務全般を指します。ヤマト運輸や佐川急便のような宅配の大手やヤクルト、生協などの宅配サービス。長距離の大型トラックから個人の軽の運送業まで役割や業種は非常に幅広いです。一昨年くらいから宅配便の人手不足が話題にあがっているように、ネット通販の台頭で基本的に人手不足な業界なので、運転免許所さえあればすぐにでも活躍できる業界です。

☆が5つなのは上記の理由により仕事がいくらでもある点と、運転スキル以外にスキルがあまりいらない為、就職直後から活躍できること。また相対的に給料が高額な点ですヤマト運輸などで初年度年収400万~500万。生協のドライバーで約400万円。軽の個人ドライバーでもきちんとした会社に所属をして働けば年収にして500万円は楽に目指せます。個人客への配送が中心だと残業や夜6時以降の勤務もありますが、職場や働き方を選べば勤務時間も比較的短くすみます。

デメリットとしては長時間の車の運転が必要なので、腰など身体への負担がある点でしょうか。ただ女性の方であれば重い荷物は担当から外してくれたりと仕事内容は考慮してもらえます。

6、保険の営業 ☆☆

お客様に保険の見直しの提案や必要性を説明し、保険に加入いただくお仕事です。保険会社に勤めたり、保険ショップに勤めたり、乗合代理店(複数の保険会社を取扱いできる会社)に勤めたりと、その働き方は多様です。また、基本給以外に保険に加入いただくと保険会社からのインセンティブがもらえる為、保険を取り続ければ収入はかなりもらえるでしょう。

働き方としては基本的に自由度が非常に高いです。その為、子どもが熱を出した時や平日の行事でも参加することは比較的容易だと思います。そのかわり、顧客が一般の個人であるケースが多いため、土日に顧客とのアポを入れざるを得ないケースもありそのあたりはケースバイケースです。

契約を取れば収入が高く、また実績がダイレクトに収入につながる分やりがいはありますが、そのかわりノルマは存在します。人によってはプレッシャーを感じるので合わない人は合わないと思います。個人的には20代30代の女性が60歳まで続けられるかというとかなり厳しいのでおすすめ度は低めです。それでも興味があるという方は乗合代理店がおすすめです。1つの保険会社では商品比較をした時に他社の方がいい商品があった時に負けてしまうケースもありますが、複数の会社の商品を取扱いできればそのような事も防げるかと思います。

7、一般事務。営業事務 ☆☆☆

事務職はシングルマザーの方が希望する職種。またシングルマザーの方が現在ついている職種の1位です。どんな企業も事務を行うものがいなければ仕事が円滑に回らない為、AIがより発達していったとしても完全になくなることはないでしょう。

正社員での雇用が少ない点と、給与が安いところがデメリットですが、正社員の雇用がないわけではありません。転職サイトなどを見ると人手不足を背景に正社員で事務を募集している会社もありますし、そういう会社に就職ができれば年収400万円程度は目指せると思います。

最初はパートで自宅近所の事務職として働き、働きながらスキルを身につけ、正社員での事務職を探していくやり方があっているでしょう。

8、コールセンター業務 ☆☆☆

お客様からの問い合わせを電話で受け、回答するお仕事です。あなたもPCやスマホ、ネットサービスを使っていて「これわからないなぁ・・・」という事が1度や2度はあったかと思います。そのような時に電話するフリーダイヤルの先にコールセンターで働いている人がいます。

メリットとしては就職先が多いことです。ネットサービスがどんどん複雑化する現在。コールセンターの方が活躍する機会も増えています。なので仕事がなくなることはなく今も増加中です。
また比較的体力的に楽で、シフト制なので働き方も自由度が高いという点もあげられます。

デメリットとしては正社員での募集が少ないところでしょう。まずはパートや契約社員で働き始め、スキルを身に着けたのちに正社員登用を目指すのが一般的かと思います。

9、システムエンジニア ☆☆☆

システムやアプリ、ゲーム開発などのIT関連のエンジニアもこの先需要がどんどんと見込めて、仕事がなくなることはない業界です。人手不足を背景に未経験者でも正社員での登用をしてくれる企業も珍しくありません。初任給は300万円程度のところが多いですが、経験を積み、また会社の業績があがれば給与もあがっていきます。

デメリットとしては勤める会社により勤務のハード差に大きな違いがあること。ブラックな会社などだと本当に昼も夜もない働き方を強いるところもあるそうですので、面接の時にそのあたりはよく確かめたいところです。

10、フリーランス、アフィリエイター等 ☆☆☆☆

自宅での仕事が可能で、主にライター、デザイナー、ブロガー、ユーチューバー、アフィリエイター、ハンドメイドの商品の販売、転売などで収益を稼ぐ自営業の方の事です。例えばライターであれば大手出版社やインターネットのコラムなどに投稿をし執筆料をいただいたり、ブロガー、ユーチューバー、アフィリエイター等はブログやyoutubeなどを使って商品の紹介をしてユーザーがそれを見てくれたり、実際に購入してもらった時に対価が支払われるような仕組みです。

自宅に居ながら仕事ができるので、その自由度は抜群です。ただ実際稼げるようになるには相当の時間がかかりますので、いきなり明日から本業にしよう。というのはかなりリスクが高いといえます。まずは副業から始めて月に10万円くらいはコンスタントに稼げるようになってから本業にするのが通常の流れかと思います。

なおトップクラスのアフィリエイターになれば月に100万円の収益をコンスタントに稼げます。月に1,000万円というスーパークラスの人も存在します。そこまでいくのは難しいにしてもサラリーマンクラスの収入はあきらめずに続けていけば十分目指せることから、副業でもいいのでやってみるのをおすすめします。

まとめ

どの働き方を選ぶにしても、将来性を考え仕事が無くならない業種を選ぶのがポイントかと思います。そのうえで資格を取っていきましょう。

資格があればより有利な条件の職場に移ることもできますし、直接収入アップにもつながります。そのうえで10番のブロガーやアフィリエイターなどを副業として行えばより収入は安定するかと思います。ご参考になれば幸いです。